プログラム

18:00 – 18:30

対談

「月面社会に向けて ~都市と人のつながり~」

日本を代表する建築家の隈研吾氏と油井宇宙飛行士が、それぞれの「地上」「宇宙」の取組みや経験に基づき、「建築と人のつながり」のあるべき姿を通して、都市の課題や月面社会について語り合います。

建築家

隈 研吾

Photo (c) J.C. Carbonne

JAXA
宇宙飛行士グループ長
・宇宙飛行士

油井 亀美也

18:35 – 18:45

月探査時代を見据えた新たな宇宙飛行士候補者の募集について

JAXAでは13年ぶりとなる宇宙飛行士候補者の募集を、今年の秋頃に予定しています。月探査時代に活躍する新たな宇宙飛行士に求められるものは何か、募集に向けた検討状況などと合わせてご紹介します。

若田 光一

JAXA
特別参与/宇宙飛行士

若田 光一

18:50 - 19:40

座談会

私たちが考える月面社会~次世代の担い手として~

様々な分野で活躍中の次世代を担う登壇者が、今後の宇宙活動の「当事者」として、若田宇宙飛行士と月面社会の理想や実現について議論します。

一般社団法人 炭素回収技術研究機構(CRRA)
代表理事・機構長

村木 風海

フリーライター・記者
/株式会社sorano me
共同創業メンバー

井上 榛香

YouTuber

わっきゃい
(日野 湧也)

井上 博夏

JAXA 宇宙科学研究所
月惑星探査データ解析グループ
研究開発員

井上 博夏

若田 光一

JAXA
特別参与/宇宙飛行士

若田 光一

19:40 - 19:45

クロージング

佐々木 宏

JAXA理事

佐々木 宏

※プログラムの内容は変更となる場合があります

プロフィール

隈 研吾

隈 研吾

建築家
1954年生。1990年、隈研吾建築都市設計事務所設立。慶應義塾大学教授、東京大学教授を経て、現在、東京大学特別教授・名誉教授。国内外で多数のプロジェクトが進行中。国立競技場の設計にも携わった。主な著書に『点・線・面』(岩波書店)、『ひとの住処』(新潮新書)、『負ける建築』(岩波書店)、『自然な建築』、『小さな建築』(岩波新書)、他多数。
Photo (c) J.C. Carbonne

油井 亀美也

油井 亀美也

JAXA 有人宇宙技術部門 宇宙飛行士運用技術ユニット 宇宙飛行士グループ長・宇宙飛行士
防衛省航空自衛隊を経て、2009年にISS搭乗宇宙飛行士の候補者として選抜され、2011年にISS搭乗宇宙飛行士として認定。2015年に長期滞在クルーのフライトエンジニアとしてISSに約142日間滞在し、日本人初の「こうのとり」のキャプチャ遂行や「きぼう」の新たな利用環境構築及び実験活動を実施。

村木 風海

村木 風海

一般社団法人 炭素回収技術研究機構(CRRA)代表理事・機構長
2000年生まれの化学者兼発明家。専門はCO2直接空気回収(DAC)、CO2からの燃料・化成品合成。現在は東京大学に在籍する傍ら地球温暖化解決と火星移住を実現すべくCRRAで独立した研究開発を行っている。2021年1月よりポーラ化成工業株式会社フロンティアリサーチセンター特別研究員、同年3月より株式会社Happy Quality科学技術顧問を兼任。代表的な発明にCO2回収装置「ひやっしー」などがある。

井上 榛香

井上 榛香

フリーライター・記者/株式会社sorano me共同創業メンバー
宇宙を専門に取材・執筆活動を行うフリーライター。学生時代に国際法や宇宙法を専攻。副業で携わる株式会社sorano meでは、技術・ビジネス・法政策など広い視点から、宇宙開発を解説するレポート作成や事業支援を担当。宇宙ビジネスメディア「宙畑」で、シリーズ「アルテミス計画を読み解く」を連載中。

日野 湧也

わっきゃい(日野 湧也)

YouTuber
「身近に起こった些細な事をニュース風に真面目に紹介する」動画が話題になった大人気YouTuber。自身が開発した教育アプリ「ring」は、次世代の教育を象徴するサービスとして称賛されている。

井上 博夏

井上 博夏

JAXA 宇宙科学研究所 月惑星探査データ解析グループ 研究開発員
2016年、JAXA入社。月周回衛星の観測データを用いた着陸地点解析業務に従事。2019年よりJAXA 国際宇宙探査センター 月極域探査機プリプロジェクトチーム併任。学生時代は制御工学を専攻。2020年より社会人博士課程として大学院に在籍中、月面探査ローバに関する研究を行っている。2016年より現職。

若田 光一

若田 光一

JAXA 特別参与/宇宙飛行士
これまで4回の総宇宙滞在時間(スペースシャトル、ソユーズ、ISS長期滞在)は347日。2014年に日本人初のISS船長に就任。NASA宇宙飛行士室ISS運用部門長、JAXA ISSプログラムマネージャ、理事等を経て2020年より現職。2022年打上げのISS長期滞在ミッションに搭乗予定。

佐々木 宏

佐々木 宏

JAXA 理事
1987年、宇宙開発事業団(現JAXA)に入社。HOPE、OREXの研究開発、LE-7エンジンの開発の後、1994年よりHTVの開発を担当。HTVプロジェクトサブマネージャー、経営企画部次長、宇宙科学研究所科学推進部長、国際宇宙探査センター長を経て、2020年4月から現職

開催趣旨

2019年10月、日本政府は、火星を見据え持続的な月探査を実現する国際宇宙探査計画「アルテミス計画」への参画を決定。将来を見据えた技術開発や日本人宇宙飛行士の月面での活動など、この新たなフロンティアの開拓に、主体的かつ果敢に挑戦することが発表されました。

持続的な月・火星に向けた探査の推進には、様々な技術や知見が必要となります。すでに、多くの領域で民間企業も研究開発に参入し、国際的な議論も加速しています。

JAXA国際宇宙探査センターは、「人類、月を拓く」をテーマに、産業界や学術界、そして次世代を担う学生の皆様への情報発信と双方向の対話により、国際宇宙探査計画を身近に感じ、関心を深めて頂くことを目的とした、「国際宇宙探査シンポジウム2021」を全4回のオンライン形式にて開催いたします。

本シンポジウムでは、産学のリーダー・専門家をお招きし、「目指したい月面社会の将来像」や「実現への道筋」等の検討状況を共有しながら、多角的な議論を進めてまいります。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

参加:登録無料

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